長崎港 クルーズ船 外国籍の乗組員1人が入院 新型コロナ

長崎港 クルーズ船 外国籍の乗組員1人が入院 新型コロナ
長崎港で修繕を終え、乗客を乗せずに停泊している大型クルーズ船で、これまでに新型コロナウイルスの感染が確認された乗組員34人のうち、外国籍の40代の男性1人が重症化のおそれがあるとして長崎市内の病院に入院しました。
長崎港にある三菱重工業長崎造船所の香焼工場に修繕を終えて停泊しているイタリア船籍の大型クルーズ船「コスタ・アトランチカ」は、乗客はおらず、日本人の通訳1人を含む623人の乗組員がいて、これまでに乗組員34人の感染が確認されています。

感染が確認された乗組員については22日、厚生労働省から派遣された医師たちが健康チェックを行った結果、外国籍の40代の男性1人が重症化のおそれがあるとして、長崎市内の感染症指定医療機関に搬送され、入院しました。

長崎県の中村知事は今後について、クルーズ船のほかの乗船者のPCR検査を進めるとともに、
▽重症者は県内の医療機関に受け入れ、
▽軽症の場合は船内で健康観察を続け、
▽陰性の場合はできるだけ帰国してもらう方針を示しています。

また長崎県と市は、船内でいわゆるクラスターが発生したとして、国などと協力して船内の消毒や医療体制の準備を進めるなど、さらなる感染拡大を防ぐ対策を急いでいます。

長崎県 自衛隊に災害派遣要請

長崎県は22日午後8時、福岡県に司令部を置く陸上自衛隊第4師団に医師1人、看護師3人を含む合わせて12人の災害派遣を要請しました。

長崎県は今後「コスタ・アトランチカ」の乗組員全員のウイルス検査を行うことにしていて、派遣された隊員には検体の採取にあたってもらいたいとしています。