富山市民病院 新たに看護師感染で来月6日まで外来診療休止に

富山市民病院 新たに看護師感染で来月6日まで外来診療休止に
クラスターと呼ばれる感染者の集団が発生している富山市民病院では、その後も新たに看護師2人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことから、病院は外来診療の休止期間を来月6日まで延長することを明らかにしました。
富山市民病院では医師や看護師、それに入院患者などの感染が相次ぎ、これまで27人の感染が確認されたほか、現在、医療スタッフ220人余りが自宅待機をしています。

こうした中、病院は22日に記者会見を開き、いずれも看護師で30代の男性と40代の女性の2人の感染が確認されたと発表しました。

このうち30代の男性は、クラスターが起きた整形外科病棟に勤務し、これまでに受けた2回の検査では陰性だったということですが、熱が下がらないことから20日に3回目の検査を受けたところ、21日に感染が判明しました。

また40代の女性は、感染している入院患者用の病棟で勤務していたということで、20日にけん怠感や鼻に違和感があったことから検査をしたところ、21日に感染が判明しました。

このため病院では当初、24日までとしていた外来診療の受け付けの休止期間を、来月6日まで延長することにしました。