人気のフランス料理店も閉店へ 新型コロナの影響 東京

人気のフランス料理店も閉店へ 新型コロナの影響 東京
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緑に囲まれた洋館のような独特な雰囲気で知られ、高い人気を誇った東京 吉祥寺のフランス料理店が、新型コロナウイルスの影響で予約のキャンセルが相次ぎ、休業補償などの支援策も不透明な中、経営の継続は困難と判断し、来月6日で閉店することになりました。
閉店を決めたのは東京 吉祥寺の井の頭公園のそばにあるフランス料理店の「芙葉亭」です。

店によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための外出自粛の影響で、例年はかき入れ時の2月下旬から今月にかけて予約のキャンセルが相次ぎ、売り上げがほとんどない状態になったということです。

その一方で、7人の従業員の人件費や店の管理費などに月およそ800万円の経費がかかるため、資金繰りが悪化しました。

金融機関から融資を受けても返済しなければならず、休業補償などの支援策も不透明な中、経営の継続は困難と判断し、急きょ閉店を決めたということです。

住宅を改装して昭和63年に開業した店は、緑に囲まれた洋館のような雰囲気の中で味わえる本格的なフランス料理が人気で、卒業や就職のお祝い、それに結婚式やプロポーズの場に利用する人が多かったということです。

オーナーの中山葉子さんは「ウイルスがいつ終息するか分からない中で、営業を続けていくのは無理だと思い、閉めることを決めました。お客様の反響が大きく、多くの方から愛されてきた店だったのだと感じています」と話していました。

閉店する来月6日まですでに予約は埋まっていて、持ち帰り用の総菜の販売も22日で終了したということです。