千葉県 新たに2人死亡と発表 県内の死者は計13人に

千葉県 新たに2人死亡と発表 県内の死者は計13人に
千葉県は、新型コロナウイルスへの感染が確認され県内の医療機関に入院していた80代と90歳以上の男性2人が死亡したほか、男女16人の感染が新たに確認されたと発表しました。県内で21日に新型コロナウイルスへの感染が発表されたのは、ほかの自治体の分を含めて合わせて21人となっています。
千葉県によりますと、印西市の80代の男性は今月8日に入院後、37度台の熱が続いていましたが、21日未明に亡くなったということです。

また同じく印西市の90歳以上の男性は、今月15日に熱が出てその後入院し、人工呼吸器を使用していましたが、21日午前に亡くなったということです。

これで千葉県内でこれまでに死亡した感染者は13人となりました。

また、新たに感染が確認されたのは20代から90歳以上までの男女16人です。
居住地別に、松戸市で4人、佐倉市と東庄町、市川市でそれぞれ2人、習志野市、鎌ケ谷市、柏市、袖ケ浦市、市原市、それに神奈川県でそれぞれ1人ずつとなっています。

このうち佐倉市の1人は千葉県警察本部の40代の女性職員で、今月14日にせきなどの症状が出て検査の結果感染が確認されました。今月11日以降は自宅に待機し、職場には出勤していないということです。

松戸市の4人のうち3人は、集団感染が起きている松戸市の介護老人保健施設「あきやまの郷」の80代と90歳以上の入所者です。

このほか、同じく集団感染が起きている市川市の介護老人保健施設「市川ゆうゆう」の90歳以上の入所者2人と、東庄町にある障害者福祉施設「北総育成園」の50代の入所者2人も新たに感染が確認されました。

北総育成園では最初の検査で陰性だった入所者について再度検査を進めた結果、2人が陽性になったということです。

千葉県内ではこのほか21日に、千葉市が3人、船橋市が2人の感染者を発表し、合わせて21人となっています。

これで県内でこれまでに発表された感染者は合わせて725人となりました。