シャープのマスク 販売開始もサイトにアクセス殺到

シャープのマスク 販売開始もサイトにアクセス殺到
シャープは21日、品薄が続くマスクの販売を自社のネット通販サイトで始めましたが、午前中からアクセスが殺到し、長時間にわたってつながりにくい状態が続きました。
シャープは、みずから生産した1箱50枚入りのマスクの販売を21日から自社のネット通販サイトで始めました。

1日3000箱をめどに販売する計画ですが、午前10時の受け付け開始前からアクセスが殺到し、長時間にわたってつながりにくい状態が続きました。

会社は午後6時ごろまでに21日の受け付けを終了しましたが、実際に申し込みを受け付けることができたか分からないとし「詳しい状況を確認している」と話しています。

また、家電をインターネットにつないで外出先などから遠隔操作できるサービスにも一部の機能が使えなくなる問題が起きたということで、マスク販売の影響とみられています。

シャープは、先月から液晶ディスプレーを生産している三重県多気町の工場でマスクの生産に乗り出し、これまでは政府を通じて供給してきました。

会社は、多くの人にマスクが行き渡るよう1人1箱にかぎって販売を始めましたが、アクセスの殺到は依然として品薄が続いていることを浮き彫りにしました。