東北の経済団体へ テレワーク推進を要請 西村経済再生相

東北の経済団体へ テレワーク推進を要請 西村経済再生相
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、西村経済再生担当大臣は東北地方の経済団体の代表とテレビ会議を行いました。西村大臣は、東北地方では人と人との接触機会の削減が不十分な地域もあるとして、テレワークのさらなる推進などを要請しました。
テレビ会議で西村大臣は、接触機会を8割削減する目標に関連し「全都道府県で足並みをそろえ、高い緊張感を持って対応することが不可欠だ。東北地方では、まだ削減が不十分なところがある」と指摘し、テレワークのさらなる推進などを要請しました。

また医療用のガウンが不足していることを受け「はっ水性があるなどの要件を満たせば医療現場でも使えるので、備蓄があれば拠出してもらいたい」と協力を呼びかけました。

これに対し東北経済連合会の海輪誠会長は「テレワークの推進などに取り組みたい。マスクやガウンの提供は早速呼びかけたい」と応じました。

また仙台市に本社がある大手生活用品メーカー、アイリスオーヤマの大山健太郎会長は「マスクの増産に向け、工場を改造する突貫工事をしている。7月か8月からは、1か月に1億5000万枚生産できるだろう」と説明しました。