融資の相談 原則事前予約制へ 日本政策金融公庫

融資の相談 原則事前予約制へ 日本政策金融公庫
政府の資金繰り支援策の窓口となっている日本政策金融公庫は、新型コロナウイルスの感染リスクをできるだけ少なくするため、個人事業主や小規模事業者が融資の申し込みをする場合は、インターネットの利用を呼びかけるとともに、今後、店舗での相談は原則として事前に予約してもらうことにしています。
日本政策金融公庫は、実質無利子・無担保で融資する政府の資金繰り支援策の窓口となっていますが、利用したいという人たちで連日、店舗が混雑しています。

混み合った店内では、新型コロナウイルスの感染が広がるおそれもあることから、公庫では個人事業主や小規模事業者が融資の申し込みをする場合は、インターネットや郵送の利用を呼びかけていて、今月24日からは融資の相談は原則として事前に予約してもらうことにしています。

融資の相談が予約制になるのは、東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県にある45の支店で、日本政策金融公庫のホームページや、専用の相談ダイヤル=0120-154-505から予約できます。

予約がなくても店舗での相談には応じますが、待ち時間が長くなることも予想されるため、制度の案内や提出書類に関する問い合わせであれば、ホームページや専用の相談ダイヤルで対応するとしています。

一方、中小企業、農林漁業者を対象にした相談はこれまでどおりで、予約制にはしません。

▽インターネットでの予約https://www.jfc.go.jp/n/service/heijitsu_soudan.html
▽専用の相談ダイヤル0120-154-505
 平日午前9時から午後5時、小規模事業者は午後7時まで。

対象支店
○東京都:東京、東京中央、新宿、上野、江東、五反田、大森、渋谷、池袋、板橋、千住、八王子、立川、三鷹
○神奈川県 横浜、横浜西口、川崎、小田原、厚木
○愛知県:名古屋、名古屋中、熱田、豊橋、岡崎、一宮
○滋賀県:大津、彦根
○京都府:京都、西陣
○大阪府:大阪、大阪西、阿倍野、玉出、十三、大阪南、堺、吹田、守口、泉佐野、東大阪
○兵庫県:神戸、神戸東、姫路、尼崎、明石