ブリヂストン 国内11工場で操業一時休止へ タイヤの需要減少

ブリヂストン 国内11工場で操業一時休止へ タイヤの需要減少
大手タイヤメーカーのブリヂストンは、新型コロナウイルスの影響でタイヤの需要が減少しているとして、今月下旬から来月にかけて国内11の工場で操業を一時休止することになりました。
ブリヂストンは福岡県の久留米工場と甘木工場、それに栃木県や滋賀県、佐賀県、山口県などの工場で、今月29日から来月8日にかけて操業を休止します。

大型連休に伴って当初から予定されていた休日に6日間の臨時休業が加わることになります。

そのほか、佐賀県の別の工場では来月に4日間操業を休止するほか、熊本県と岐阜県の工場では来月に2日間、一部のラインを休止します。

新型コロナウイルスの影響で自動車や建設機械のタイヤの需要が落ち込んでいるということで、ブリヂストンの国内15ある工場のうち11の工場が一時休止することになります。

これらの工場には従業員およそ9000人が働いていますが、操業休止の期間中は社内規定に基づいて一定の手当を支払うとしています。