熊本市で看護師など3人感染確認 県内で計40人 新型コロナ

熊本市で看護師など3人感染確認 県内で計40人 新型コロナ
熊本市は、熊本地域医療センターに勤める看護師の女性など3人が新型コロナウイルスに感染していることが19日、新たに確認されたと発表しました。これで、熊本県内で感染が確認された人は40人になりました。
熊本市によりますと、新たに感染が確認された熊本市中央区にある熊本地域医療センターに勤める30代の看護師の女性は、18日感染が確認された40代の看護師の女性の同僚で、せきや頭痛などの症状があり、検査を受けたところ、19日午後、陽性と判明しました。

女性看護師は、17日まで勤務していましたが、18日からは自宅待機していたということで、市では、ほかの同僚や患者など、接触した可能性のある人について把握を急ぐとともに、検査を進めています。

このほか、北区に住む70代の無職の女性と、40代の自営業の男性も感染が確認されました。

2人は、18日感染が確認された70代の無職の男性と同居している家族だということです。

これで、熊本県内で感染が確認された人は40人になりました。

記者会見で、熊本市の大西一史市長は「連日、新たな感染が確認され、危機的な状況と認識している。外出の自粛とともに、事業者に対しては、営業時間の短縮や営業の自粛をお願いしたい」と述べました。