京都府と京都市は19日、20代の女性など新たに９人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち京都市の１人は、およそ２週間前に感染が確認され自宅療養していた男性の妻だということで、市は、自宅療養の間に感染した可能性もあるとみています。

京都府内で新たに感染が確認されたのは、20代から90代の男女、合わせて９人です。

このうち京都市の20代の女性は今月６日に感染が確認された30代の男性の妻で、男性は軽症だったため自宅療養していましたが、妻は13日になって鼻に痛みや違和感を感じ、検査を受けたところ、19日、陽性が確認されたということです。

市は、自宅療養の間に感染した可能性もあるとみています。

京都市の70代の男性は、37度８分の発熱があり、11日に病院を受診したところ肺炎の症状がみられましたが、このときの検査では陰性だったということです。

病状が改善しなかったため再度検査をしたところ、19日、陽性が確認され、重症だということです。

９人のうち６人の感染経路は、分かっていません。

京都府内で感染が確認された人は、これで251人となりました。

このうち３人が死亡し、８人が重症だということです。

一方、これまでに症状が改善して退院した人などは、91人となりました。