愛知 北名古屋の病院で入院患者ら3人感染確認 新型コロナ

愛知 北名古屋の病院で入院患者ら3人感染確認 新型コロナ
愛知県北名古屋市にある済衆館病院で入院していた患者2人と病院の医療スタッフ1人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認され、病院では19日から1週間から2週間、救急や外来の受け入れを中止するなどの対応を取っています。
北名古屋市の済衆館病院によりますと、今月上旬から肺炎や発熱の症状で個室の病室に入院していた患者2人がPCR検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。2人の患者はその後、県内の別の病院に転院したということです。

また、このうちの1人の患者と接触していた医療スタッフの1人が今月10日ごろから自宅で待機になり、一回目のPCR検査では陰性でしたが、その後、微熱が出たため再度、検査したところ、18日新型コロナウイルスの感染が確認されたということです。

このため病院は「院内感染が起きていた疑いもある」として、19日から1週間から2週間、救急や外来の受け入れを中止するほか、入院や転院も中止するなどの対応をとっています。

病院では、感染が確認された3人と接触があったほかの医療スタッフについても20日以降PCR検査をする方針です。

済衆館病院は「地域の医療に迷惑をかけることになり大変申し訳ございません。感染防止対策を徹底していきたい」とコメントしています。