神奈川県内では19日、横浜市の男女13人を含む合わせて30人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが発表されました。

横浜市によりますと、新たに感染が確認されたのは市内の２つの高齢者施設の入所者や職員合わせて４人や市内の学童クラブに勤める50代の職員の女性など男女13人です。

このうち、60代の男性は症状が重く人工呼吸器をつけて入院しているほか、70代の女性と50代の男性は中等症で、残る10人は軽症か無症状だということです。

市内にある高齢者施設ではこれまでに入所者と職員、合わせて９人の感染が分かっていて19日、80代から90代の入所者の女性３人の感染が新たに確認されたということです。

また別の高齢者施設ではすでに３人が感染していて19日、新たに50代の女性職員の感染が分かったということです。

ほかにも50代の職員の感染が明らかになった学童クラブでは、今月10日に別の職員の感染が確認されていて、市では利用する児童の健康状態を観察することにしていて、症状が出た児童には検査を行うということです。

市では13人のうち５人については感染経路は分からないとしています。

ＮＨＫのまとめでは19日、川崎市で16人、藤沢市で１人の新たな感染が発表されていて、19日は県内では合わせて30人の感染が発表され、これまでに感染が確認されたのは782人となりました。