都知事選 予定どおり実施に向け感染拡大防止の指針作成へ

都知事選 予定どおり実施に向け感染拡大防止の指針作成へ
新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出される中、東京都選挙管理委員会はことし7月に投票が行われる東京都知事選挙について予定どおりの実施に向けた準備を進める一方、投票所の運営などについて感染拡大を防ぐための指針をまとめることにしています。
新型コロナウイルスの感染拡大で全国各地で行われている選挙では投票所で記載台や鉛筆を消毒したり投票日に人が集中しないように期日前投票を促すなどの対応がとられています。

東京都選挙管理委員会は、ことし7月に投票が行われる東京都知事選挙について、選挙の準備を進めるにあたっての執行計画を公表しました。

今のところ予定どおり実施する方向で準備を進める一方で、投票所の運営を担う都内の各区市町村の選挙管理委員会からは感染拡大を心配する声が寄せられているということで、今後、各自治体の意見を聞くなどして投票所の運営などについて感染拡大を防ぐための指針をまとめることにしています。

東京都選挙管理委員会の澤野正明委員長は「新型コロナウイルス感染症をめぐる今後の推移を注視し、投票機会および投票における安全・安心の確保に配慮した選挙の管理執行に努めてまいります」とコメントしています。