大津市役所 新たに2人感染 「クラスター」と断定 新型コロナ

大津市役所 新たに2人感染 「クラスター」と断定 新型コロナ
新型コロナウイルスの集団感染が発生している大津市役所で、18日も新たに2人の感染が確認され、滋賀県はさらに広がりがないか調べています。
滋賀県によりますと、感染が確認されたのは大津市役所の建設部に所属する30代の男性職員2人です。2人は、今月12日から15日にかけて嗅覚の異常や38度台の発熱などの症状を訴えていたということで、現在は医療機関に入院し、軽症だということです。

大津市役所では今月11日以降17日までに、建設部の1つ下の階にある都市計画部でも職員の感染が相次いでいて、感染した職員は合わせて9人となりました。市ではすでに建設部と都市計画部のあるフロアは閉鎖し、必要な業務は別の場所で行っているということです。

県では「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生したと断定し、ほかにも体調不良を訴える職員が複数いることから、さらに広がりがないか調べています。滋賀県内で感染が確認された人は合わせて70人となりました。