さいたま市 小学生1人の感染確認 新型コロナウイルス

さいたま市 小学生1人の感染確認 新型コロナウイルス
発熱などの症状を訴えて、さいたま市の病院に入院した小学生が、新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。容体は安定しているということで、病院では、接触があった医師や看護師などを自宅待機にして、順次、検査を行うことにしています。
さいたま市立病院によりますと、感染が確認されたのは小学生の女の子で、今月11日に、発熱などの症状を訴え、翌日、小児科病棟に入院し、検査の結果、17日に感染が確認されました。

症状は、一時39度以上の高熱が出たものの今は平熱に戻り、肺炎の症状はなく、容体は安定しているということです。

感染経路は、今のところ分かっていないということです。

病院では、病棟などで接触があった医師や看護師など合わせて38人を自宅待機にして順次、検査を行うことにしています。

また、同じ病棟に入院しているほかの25人の患者についても検査を行うとともに、消毒作業のため、全員別の病棟に移ってもらうなどの対応を取ったということです。

病院では、小児科の救急や初診の外来の受け入れは中止するものの、そのほかの診療科については業務を継続するとしています。