7都府県中心部 17日の人出 前日比では横ばいか小幅増

7都府県中心部 17日の人出 前日比では横ばいか小幅増
今月7日に緊急事態宣言が出た東京や大阪など7都府県の中心部の17日の人出は、新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて40%から70%程度の減少となっていて、16日と比べると、横ばいか、小幅に増えました。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとに個人を特定せず、プライバシーを保護した形で主な都市を500メートル四方に区切って人出のデータをまとめています。

それによりますと、17日午後3時時点の東京・渋谷駅周辺の人出は、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の平日と比べて64.3%の減少で、16日と比べると2.3%増えました。

大阪駅周辺では、感染拡大前と比べて70.9%減少し、16日と比べると2.5%増えました。

兵庫県の三ノ宮駅周辺では感染拡大前と比べて49.3%減少し、16日と比べると2.2%増えました。

福岡の天神駅周辺では、感染拡大前と比べて55.4%の減少で、16日と比べて0.9%減りました。

7都府県の人出は、このほかの都市も含めて、感染拡大前と比べて40%から70%程度の減少となっています。

今週の平日はおおむね横ばいが続きましたが17日は、16日と比べて増加した都市も目立ち、一段と外出を減らすことの難しさもうかがえます。