「#マスクを医療従事者に」 サッカー長友さんらオークション

「#マスクを医療従事者に」 サッカー長友さんらオークション
医療機関のマスク不足が深刻化する中、国際医療ボランティア団体がスポーツ選手らによるチャリティーオークションを行い、マスクなどの購入費用に充てることになりました。
医療機関でマスクや防護服などの不足が深刻になる中、日本を拠点に活動する国際医療ボランティア団体の「ジャパンハート」が今月15日、「#マスクを医療従事者に」と購入費用をクラウドファンディングで募ったところ、わずか1日余りで1億5300万円の寄付が集まりました。

さらに費用を募るため、団体はスポーツ選手など16人によるチャリティーオークションを行うことにしました。

17日から始まったオークションには、サッカーの長友佑都選手の日本代表のユニフォームや、フェンシングの太田雄貴さんがリオ五輪で使用した剣などが出品されています。

長友選手はオンラインで行われた会見で、「日本代表ではたくさんの方々の応援をパワーやエネルギーに変えて頑張ることができました。命の危険がありながらも体を張って僕たちを守ってくれることに感謝の思いを伝えたい」と話していました。

医師で「ジャパンハート」の吉岡秀人さんは「最後まで医療者が逃げずにウイルスから皆さんを守れるよう、皆さんの力添えをお願いしたい」と話しています。

オークションは19日の午後7時まで開かれています。