日仏防衛相電話会談 感染対策の情報共有を確認

日仏防衛相電話会談 感染対策の情報共有を確認
新型コロナウイルスの感染が世界的に広がる中、河野防衛大臣は、フランスのパルリ国防相と電話で会談して自衛隊の感染防護の取り組みを説明し、両氏は引き続き感染対策についての情報を共有していくことを確認しました。
河野大臣は、フランス軍の原子力空母「シャルル・ドゴール」の乗組員の間に感染が広がっていることを踏まえ、自衛隊がクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で活動を行った際には、マスクの着用や手の消毒といった基本を徹底することで感染を防いだと説明しました。

そのうえで両氏は、感染の終息に向けて対策についての情報や教訓を共有していくことを確認しました。

防衛省は、これまでの取り組みをまとめた英語の資料を各国に配布していて、他の国ともさらに幅広く情報共有を進めたいとしています。

河野大臣は記者団に「船の中での感染拡大をいかに防ぐか、どこの国も同じ悩みを抱えている。われわれがどのような防護態勢で臨んでいるか、きちんとシェアしていきたい」と述べました。