埼玉 新たに男女20人感染確認 患者や看護師など 県内590人に

埼玉 新たに男女20人感染確認 患者や看護師など 県内590人に
埼玉県は17日、県内外に住む男女20人が新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
埼玉県によりますと、新たに感染が確認されたのは、県内外に住む10~70代の男女20人です。

いずれも症状は軽いということですが、このうち10人は今のところ感染経路がわかっていないということです。

70代の男性は、これまでに複数の感染者が確認されている所沢市の「所沢明生病院」の患者で、県によりますと、この病院の医療スタッフや患者で感染が分かった人はこれで21人となりました。

和光市の30代の女性は、これまでに入院患者などに複数の感染者が確認されている、独立行政法人が運営するさいたま市浦和区の「埼玉メディカルセンター」の看護師だということです。

日高市の50代の男性は、飯能市の南高麗小学校に勤務しているということです。

17日はこのほか、さいたま市や越谷市川越市でも合わせて6人の感染が確認され、これで埼玉県内で発表された感染者は590人となりました。

看護師感染の病院 外来を中止 救急なども制限

今回、30代の看護師に新型コロナウイルスへの感染がわかった、独立行政法人が運営するさいたま市浦和区の「埼玉メディカルセンター」のホームページによりますと、これまでに入院患者などに複数の感染が確認されているということです。

このため病院では、今月14日から、紹介状を持つ患者も含め、外来の受診をすべて中止し、救急診療や入院患者の受け入れも制限しているということです。