福岡市 治療中の80代男性患者が死亡 県内の死者9人に

福岡市 治療中の80代男性患者が死亡 県内の死者9人に
福岡市は17日、新型コロナウイルスに感染して治療を受けていた福岡市の80代の男性が死亡したと発表しました。福岡県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は9人になりました。
福岡市によりますと、死亡した福岡市西区の80代の無職の男性は、今月9日に発熱などの症状が出たため検査した結果、翌10日に感染が確認されました。

その後、県内の感染症指定医療機関で治療を受けていましたが、17日、死亡が確認されました。

福岡県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は9人になりました。

また、福岡市では17日、新たに10人の感染が確認されました。

このうち福岡市東区の60代の運転手の男性は今月14日に発熱などの症状が出て、その後、症状が悪化したため、16日から福岡市内の感染症指定医療機関に入院しています。男性は人工呼吸器をつけていて重症だということです。

一方、「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生した福岡市博多区の介護老人保健施設「楽陽園」では、17日新たに70代と80代の入所者の女性2人の感染が確認されました。2人はいずれも今月14日に検査を受けた際には陰性でしたが、16日に発熱の症状が出たため改めて検査した結果、感染が確認されたということです。

これで、この施設で感染が確認された人は入所者と職員合わせて27人になりました。