学童保育で職員感染 保護者に知らせず運営続ける 東京 北区

学童保育で職員感染 保護者に知らせず運営続ける 東京 北区
東京 北区が設置し、民間に委託して運営されている学童保育で、職員が新型コロナウイルスに感染したことを、区が利用する保護者に知らせないまま運営が続けられていたことがわかりました。
東京 北区によりますと、区が設置し運営を民間に委託している学童クラブに勤務する40代の女性のアルバイト職員が、先月26日まで出勤していましたが、31日に発熱などの症状を訴えて救急搬送され、今月3日に検査で新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。

職員は学童クラブで、子どもを世話したり室内を掃除したりする業務にあたっていて、北区は学童クラブを運営する会社から報告を受け、保護者に職員が感染したことを説明したいという考えを伝えられたということです。

これに対して区は、職員の発症が、最後に出勤した日から5日後で、保健所が濃厚接触者はいないと判断したとして、保護者に知らせる必要はないと会社側に伝え、公表もしなかったとしています。

学童クラブは休止することなく運営されているということで、北区子どもわくわく課の氏江章課長は「ほかの人への感染リスクがなく、職場の消毒など公衆衛生上の対策も必要なかった。風評被害のおそれもあり、公表すべきではないと判断した」と話しています。

一方、厚生労働省からは、保護者に説明しなかった点について不適切だと指摘されたということで、区は今後、ホームページなどを通じて区内の学童クラブの利用者に経緯を説明するとしています。