新型コロナ最前線の医療関係者などに感謝の拍手 青森市役所

新型コロナ最前線の医療関係者などに感謝の拍手 青森市役所
新型コロナウイルスへの対応に最前線であたっている医療関係者などに感謝の気持ちを伝えようと、青森市役所では17日、職員たちが正午に合わせて一斉に拍手をおくりました。
感染が拡大するなか、医療や介護の現場で働く人たちに拍手で感謝を伝えようという動きは世界各地で広がっていて、国内では福岡市役所でも始まっています。

青森市もこの取り組みに賛同し、17日は市役所2階のバルコニーに「医療・介護の関係者に感謝の拍手を」などと書いた横断幕を掲げました。

そして正午のチャイムが鳴ると、職員たちはおよそ30秒にわたって一斉に拍手をおくりました。

20代の男性職員は「エールをおくる気持ちで拍手しました。感謝とねぎらいの気持ちを伝えられる、よい取り組みだと思います」と話していました。

青森市の小野寺市長は「医療関係者などがネット上で差別されているといった報告が残念ながらあがっている。こうした人たちに少しでも思いをはせてほしい」と話していました。

青森市は今後も毎週金曜日の正午にこの取り組みを行うことにしています。