日本製鉄 千葉県の高炉1基を一時停止へ 新型コロナ

日本製鉄 千葉県の高炉1基を一時停止へ 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染拡大で、国内の製造業への影響が拡大しています。鉄鋼最大手の日本製鉄は鋼材の需要が大幅に落ち込んでいるため、千葉県にある主力の製鉄所の高炉1基を一時停止する方向で調整に入りました。
日本製鉄は、自動車メーカーが相次いで工場の稼働を停止していることから、和歌山県と茨城県の製鉄所の高炉を、それぞれ1基ずつ一時停止することを、すでに決めています。

さらに、ここにきて大手建設会社が相次いで工事の中止を決めるなどしたため、建設用の鋼材など、鉄鋼需要のもう一段の落ち込みは避けられなくなっています。

このため会社は、新たに千葉県にある日本製鉄の東日本製鉄所君津地区に2基ある高炉のうち1基を一時停止する方向で調整に入りました。

この製鉄所は協力会社も含めると1万人を超える従業員が働いていますが、一時停止しても従業員の雇用は維持するものとみられます。

鉄鋼需要の減少に伴う一連の高炉の一時停止によって、日本製鉄の生産能力は2割減少することになり、リーマンショック以来の大幅な減産になります。

鉄鋼業界ではJFEスチールも高炉2基を一時停止することを決めており、新型コロナウイルスの感染拡大による国内の製造業への影響が一段と広がっています。