「人との接触7割~8割削減に協力を」厚労相

「人との接触7割~8割削減に協力を」厚労相
法律に基づく「緊急事態宣言」が全国に拡大されたことについて加藤厚生労働大臣は記者会見で、一日も早い新型コロナウイルスの感染拡大の抑止を図るため、人との接触の7割から8割の削減に向けて協力を呼びかけました。
この中で加藤厚生労働大臣は「緊急事態宣言」が全国に拡大されたことについて「今後、大型連休を迎えるにあたり、都市部からの人の移動でクラスター発生のおそれがある。医療体制が十分に整っていない場合も多く、小規模な感染拡大でも医療が機能不全に陥る可能性も高い」と理由を説明しました。

さらに「3月の連休での対応がその後の感染拡大を増やしたのではないのか。またこの間『夜の繁華街でのクラスター』も含め、地域を越えた人の動きが他地域における感染拡大を引き起こしていると指摘されている」と述べました。

そして「少なくとも7割、8割の行動自粛に向けてさらに国民にご協力をいただき、連休期間までに1日も早い感染拡大の抑止を図っていきたい」と述べ、協力を呼びかけました。