緊急事態宣言7都府県の人出 40%~70%の減少 今週は横ばい

緊急事態宣言7都府県の人出 40%~70%の減少 今週は横ばい
今月7日に緊急事態宣言が出た東京や大阪など、7都府県の中心部の16日の人出は、新型コロナウイルスの感染拡大前と比べて40%から70%程度の減少と、今週、おおむね横ばいが続いています。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとに、個人を特定せずプライバシーを保護した形で、主な都市を500メートル四方に区切って人出のデータをまとめています。

それによりますと、16日午後3時時点の
▼東京 渋谷駅周辺の人出は、感染拡大前のことし1月中旬から2月中旬の平日と比べて65.1%の減少で、15日と比べると0.8%減りました。

▼大阪駅周辺では、感染拡大前と比べて71.6%減少し、15日と比べて2.8%減りました。

▼兵庫県の三ノ宮駅周辺では、感染拡大前と比べて50.4%減少しましたが、15日と比べると0.5%増えました。

▼福岡の天神駅周辺では、感染拡大前と比べて55%の減少で、15日と比べると3.6%減りました。

7都府県の人出は、このほかの都市も含めて、感染拡大前と比べて40%から70%程度の減少で、今週に入ってからおおむね横ばいが続いています。

緊急事態宣言の対象が全国に拡大したことで、各地の人出が今後どこまで減るかも注目されます。