大分県で初の死者 臼杵市の女性 新型コロナウイルス

大分県で初の死者 臼杵市の女性 新型コロナウイルス
大分県の広瀬知事は、新型コロナウイルスに感染し、医療機関で治療を受けていた臼杵市の70代の女性が、16日昼すぎに死亡したと発表しました。大分県内で、新型コロナウイルスの感染者の死亡が確認されたのは初めてです。
発表によりますと、死亡したのは臼杵市に住む70代の女性で、先月7日に発熱やけん怠感などの症状が出て先月19日には夫が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたため検査を受け、その日に感染が確認されていました。

女性は大分市内の感染症指定医療機関で治療を受けていましたが、16日昼すぎ、新型コロナウイルスによる肺炎のため死亡したということです。

大分県内で感染者の死亡が確認されたのは初めてです。

広瀬知事は「本当に残念だ。県としてはさらに気を引き締めて予防対策に全力で取り組んでいく」と述べました。