東京で新たに149人の感染確認 3人死亡 新型コロナウイルス

東京で新たに149人の感染確認 3人死亡 新型コロナウイルス
東京都は16日、都内で新たに149人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表し、これで都内で感染が確認されたのは合わせて2595人になりました。また、16日までに新たに3人の感染者の死亡が確認されました。
東京都は16日、都内で新たに10歳未満の子どもを含む149人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

このうちおよそ70%にあたる103人は、今のところ感染経路が分かっていないということです。

これで都内で感染が確認されたのは、合わせて2595人になりました。

また都は、新型コロナウイルスの感染が確認されていた60代から90代の男女3人が、新たに死亡したことを明らかにしました。

これで、都内で死亡した感染者は合わせて56人となりました。

都は、引き続き、人と人との接触を減らすため、都民に対しては食料の買い出しなど生活に必要な場合を除いて原則として外出しないことや、事業者に対しては休業や営業時間の短縮を要請しています。

東京都幹部「見極めが重要な時期 安心はできない」

都内では、今月11日に197人の感染が確認され一時、200人に迫ったあと、翌日の12日は166人、13日は91人、14日は161人、15日は127人、そして16日は149人の感染が確認されました。

こうした都内の感染者数の推移について、東京都の吉田道彦感染症危機管理担当部長は「200人に迫った時期に比べると少なくなっているが、今後も安定して減っていくのか、あるいは横ばいか、さらに増えていくのか、見極めが重要な時期にある。現在減っているからと言って、安心はできない。引き続き外出は控え、やむをえず外に出る場合も十分注意していただきたい」と話していました。