4月の都内の交通事故半減 新型コロナ影響か

4月の都内の交通事故半減 新型コロナ影響か
今月に入って、東京都内で起きた交通事故の件数は、去年の同じ時期と比べて半減していることがわかりました。警視庁は新型コロナウイルスの感染拡大に伴って外出を控える動きが広がっている影響とみて分析を進めています。
警視庁によりますと、今月に入ってから15日までに、けが人が出た都内の交通事故の件数は787件で、去年の同じ時期と比べて746件少なくなり、半減しました。

また、先月も2227件で、去年の同じ時期より25%ほど減少しました。

一方、先月から4月15日までに交通事故で死亡した人は16人で、去年の同じ時期より5人増えているということです。

警視庁によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える動きが広がっていることから、都内の交通量も減っているということで、こうした影響が事故の減少につながったとみて分析を進めています。