布マスクあすから配達 郵便局で検品作業 東京 新型コロナ

布マスクあすから配達 郵便局で検品作業 東京 新型コロナ
全国すべての世帯を対象にした布マスクが17日から配達されるのを前に、東京都内の郵便局にマスクが届き担当者が検品などの作業を行いました。
東京 世田谷区の世田谷郵便局には16日午前、2枚の布マスクが入った袋が合わせて6万袋、運び込まれ、担当者が検品作業をして枚数などを確認していました。

政府は新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄が続いていることから、布マスクを全国すべての世帯を対象に1つの住所に2枚ずつ配布することを決め、17日から配達が始まります。

マスクが入った袋には、
▽使い捨てではなく、洗って何度でも使えることや、
▽感染拡大を防ぐため、密集や密接など、いわゆる3密を防ぐ呼びかけなどを書かれたお知らせが同封されています。

17日は東京の世田谷区と港区で、18日は新宿区で、それぞれ配達が始まる予定で、厚生労働省ではその後、来月中に全国へ配り終えたいとしています。

マスクは対面ではなく郵便受けなどに届けられます。

世田谷郵便局集配営業部の青山秀夫部長は「できるだけ早く、間違いがないようにしっかり届けていきたい」と話していました。