ヨーロッパの株式市場 大幅値下がり 先行きへの警戒感

ヨーロッパの株式市場 大幅値下がり 先行きへの警戒感
15日のヨーロッパの株式市場は経済の先行きへの警戒感が再び強まって売り注文が膨らみ、株価は大幅に値下がりしました。
15日のヨーロッパの株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績に与える影響への警戒感に加え、原油価格が値下がりしたことから石油関連など幅広い銘柄を中心に売り注文が膨らみました。

主な市場の株価指数の終値はイタリアのミラノ市場でおよそ4.8%、ドイツのフランクフルト市場でおよそ3.9%、パリ市場でおよそ3.8%、ロンドン市場でおよそ3.3%、それぞれ値下がりしました。

市場関係者は「ヨーロッパでは経済活動が停滞した状態が続き、企業などへの支援策を続ける各国政府の財政への影響を懸念する声も出ており、先行きへの警戒感が強まっている」と話してます。