千葉県教育委員会は休校中の子どもたちの悩みなどに無料通信アプリ、「ＬＩＮＥ」を使って応じる取り組みを今月20日から始めることになりました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で千葉県内では県立高校や公立の小中学校の臨時休校が続いています。

こうした中、千葉県教育委員会は子どもたちからの休校中の家での過ごし方や学習の進め方などに関する悩みや不安などの相談にＬＩＮＥを通じて応じることになりました。

対象は県内の中学生と高校生で、チラシや教育委員会のホームページからＱＲコードを読み取って登録すると利用が可能で、ＳＮＳ上でのカウンセリングの経験がある専門の臨床心理士が応じるということです。

相談への対応は今月20日から始まり、時間は午後５時から９時までとなっていて臨時休校中は毎日利用できます。

これ以外の時間でも相談は受け付けていて、改めて返信するということです。

千葉県教育委員会は「休校中で子どもたちも多くのストレスを抱えやすい。その解消のためにも積極的に活用してほしい」と話していました。