さいたま市 新たに14人の感染確認 新型コロナウイルス

さいたま市 新たに14人の感染確認 新型コロナウイルス
さいたま市は、さいたま市立病院の20代の女性看護師1人を含む20代から70代までの男女合わせて14人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。14人のうち9人は感染経路がわかっていないということで、さいたま市は、それぞれの行動歴や濃厚接触者などを調べています。
さいたま市によりますと感染のわかった女性看護師はさいたま市立病院のICUに勤務していて、味覚障害があったため13日検査を受けたところ、感染が確認されたということです。

さいたま市立病院は、感染症指定医療機関で、新型コロナウイルスの患者が13人入院しているということですが、看護師はこれらの患者との接触はなく、現時点で感染経路はわからないとしています。

女性看護師は、症状が出て以降出勤していないということですが病院では、女性看護師と接触歴のあるICUの同僚の看護師21人を念のため自宅待機としたほか、患者3人についても、検査を行うことにしています。

一方ICUについては、別の病棟から看護師を補充したうえで、規模を縮小して治療を続けることにしていて、さいたま市では、「救急患者の受け入れについては大きな影響が出ないようにしたい」としています。これで埼玉県で発表された感染者は470人となりました。