市民病院 スタッフ200人余が自宅待機に 富山 クラスター発生で
新型コロナウイルスの感染者の集団、いわゆるクラスターが発生した富山市民病院では、およそ900人の医療スタッフのうち200人余りが自宅待機になっていて、厚生労働省の「クラスター対策班」から派遣された医師が、15日から感染拡大の防止対策や感染経路の調査にあたっています。
富山市民病院では14日、新たに理学療法士や患者の感染が判明し、これまでに医師や看護師ら医療スタッフが9人、入院患者12人の合わせて21人の感染が確認されています。
病院は15日、会見を開き、およそ900人いる医療スタッフのうち200人余りが自宅待機となっていることを明らかにし、2週間程度、外来診療を休止するとともに、救急患者の受け入れも原則、休止する方針を示しました。
この中で藤村隆院長は「かなりの職員が自宅待機の状態で、今は持ちこたえているが、このような事態が続くと医療崩壊が近づく可能性は否定できない」と述べました。
富山市民病院には15日から厚生労働省の「クラスター対策班」の医師1人が派遣され、17日まで感染拡大の防止対策や感染経路の調査に当たります。
病院は15日、会見を開き、およそ900人いる医療スタッフのうち200人余りが自宅待機となっていることを明らかにし、2週間程度、外来診療を休止するとともに、救急患者の受け入れも原則、休止する方針を示しました。
この中で藤村隆院長は「かなりの職員が自宅待機の状態で、今は持ちこたえているが、このような事態が続くと医療崩壊が近づく可能性は否定できない」と述べました。
富山市民病院には15日から厚生労働省の「クラスター対策班」の医師1人が派遣され、17日まで感染拡大の防止対策や感染経路の調査に当たります。