発熱外来 4基幹病院に設置 医師集約で態勢強化 東京 杉並区

発熱外来 4基幹病院に設置 医師集約で態勢強化 東京 杉並区
杉並区は、新型コロナウイルスに感染した疑いがある人を専門に診察する「発熱外来」を、区内の4つの基幹病院に設け、医師を集約することで受け入れ態勢を強化するとしています。
具体的には、仮設のテントを張って診療のスペースを増やしたり、医師会から地元の開業医を派遣してもらったりして、対応するということです。

このうち荻窪病院では専用の1部屋で行っていた感染した疑いがある人の診察を3部屋に増やしたほか、派遣される開業医への研修を行うなどしているということです。

病院では直接、病院に来ても受け入れはできないので、まずは保健所や帰国者・接触者相談センターに連絡して、感染の疑いがあるかどうかの判断を受けてほしいと呼びかけています。
荻窪病院の村井信二病院長は「行政も含めて地域の医師会が応援してくれるのは非常に頼もしいです」と話しています。