「みんなが手にする備品まで消毒徹底されず」院内感染した病院

「みんなが手にする備品まで消毒徹底されず」院内感染した病院
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医師と患者合わせて7人が新型コロナウイルスに感染する院内感染が発生した金沢市の病院の幹部職員がNHKの取材に応じ、「手洗いやマスクなど院内感染の対策をとっていたが、ドアのカギといったみんなが手にする病院の備品までを毎日、消毒することなどが徹底されていなかった」と話しました。
金沢市の岡部病院は、医師3人と患者4人の合わせて7人の感染が確認され、このうち男性医師1人がクラスターと呼ばれる感染者の集団が発生している岐阜市のナイトクラブを訪れていました。

石川県は院内感染が発生と断定し、国から派遣されたクラスター対策班の指示を受けていて、病院では医師や看護師など10人以上が自宅待機となり入院患者を含め160人を対象にPCR検査が行われる予定です。

岡部病院の吉田洋事務部長はNHKの電話での取材に応じ、「最初に感染が確認された医師から感染が広がったと考えられる。いまは感染の疑いがある医療スタッフが休んでいて、病棟での人手が足りなくなっていることがいちばんの問題です」と語りました。

そのうえで「手洗いやマスクなど院内感染対策をとっていたが、ドアのカギといったみんなが手にする病院の備品までを毎日、きれいに消毒することなどが徹底されていなかった。人の命を守るべき医療機関で多くの方にご迷惑とご心配をかけることになってしまい、おわび申し上げます」と話しました。