世界で続く休校 子どもをネット犯罪から守るよう警鐘 ユニセフ

世界で続く休校 子どもをネット犯罪から守るよう警鐘 ユニセフ
国連などは新型コロナウイルスへの感染を防ぐため世界各国で休校措置が続く中、子どもたちが自宅でインターネットに触れる時間が長くなっていることで、ネット上の犯罪に巻き込まれる可能性が高くなっていると警鐘を鳴らし、各国政府に対して子どもの安全を守るよう対応を求めています。
ユニセフ=国連児童基金などは15日、報告書を発表し、世界の子どものおよそ90%が、新型コロナウイルスによって学校に通えない状況が続く中、インターネットに触れる時間が長くなっていて、ネット上の犯罪などに巻き込まれるリスクが高まっていると指摘しました。

報告書では、子どもたちは学びや遊びなどにかつてないほどインターネットを利用しているものの、特に13歳未満の子どもたちは、インターネットを利用するうえでの知識やスキルを十分に習得できていないとしています。

そのため、子どもたちはネット上でわいせつな行為をさせるなどの性的搾取や、性的な画像を交換し、公開されるなどの性被害、ネット上のいじめ、それに暴力的な内容などといった不適切なコンテンツに触れるなどネット上で危険にさらされる可能性が高くなっているということです。

ユニセフなどは「新型コロナウイルスによる新たな現実を子どもたちが乗り切れるようサポートする必要がある」として、子どもたちの安全を守るため、各国の政府などに対し、オンラインを安全に利用するための啓発や教育活動の強化や困ったときの相談先の周知などの対応を求めています。