醍醐寺で新型コロナ早期終息を祈願 京都

醍醐寺で新型コロナ早期終息を祈願 京都
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京都の世界遺産、醍醐寺で、新型コロナウイルスの早期の終息を祈願した法要が営まれました。
京都市伏見区にある世界遺産の醍醐寺は、豊臣秀吉がめでた桜で知られ、法要は例年、桜の季節に営まれています。

国宝の「金堂」の本尊「薬師三尊像」は、人々を病から救うとされ、15日は黄色のけさを身にまとった僧侶たちが、新型コロナウイルスの早期の終息を祈願しておよそ1時間にわたって読経しました。

感染拡大を防ぐため、法要とその後の狂言の奉納は、一般公開を取りやめて寺の関係者だけで行われました。

醍醐寺は、お守り1万体を希望する医療機関に配ることにしていて、壁瀬宥雅執行長は、「感染が広がらないよう一心に祈り上げました。一人一人が感染しないようにしてこの難局を乗り越えていきたいと思います」と話していました。