高知で初の死者 新たに2人の感染確認 新型コロナウイルス

高知で初の死者 新たに2人の感染確認 新型コロナウイルス
高知県は新型コロナウイルスに感染して入院していた高齢者1人が15日、死亡したことを明らかにしました。県内で新型コロナウイルスに感染した人が死亡したのは初めてです。
高知県の浜田知事は記者会見で、新型コロナウイルスに感染し入院中で重症になっていた高齢者1人が、15日午前中に死亡したことを明らかにしました。亡くなった高齢者の性別や住んでいる地域などは、遺族の意向に配慮するとして公表を差し控えました。

高知県内で新型コロナウイルスに感染した人が死亡したのは初めてです。

また高知県内で新たに2人の感染が確認されたということです。

このうち1人は高知市に住む20代の女性で、感染経路はわかっていないということです。もう1人は、県西部の幡多福祉保健所管内に住む70代の女性で、これまでに経営者や利用客の感染が確認されている宿毛市のバーを利用していたということです。

これで県内で感染が確認された人は62人となりました。

浜田知事は「高知県内で初めての死者が出たことは大変残念で、ご遺族には心からお悔やみを申し上げたい。1週間単位で見るといまだに20人前後の感染者が確認されていて、気を緩めることなく感染予防の徹底をお願いしたい」と述べました。