宇都宮 複数の医療機関勤務の医療従事者 感染確認

宇都宮 複数の医療機関勤務の医療従事者 感染確認
宇都宮市などは、市内に住む30代の男性医師が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。市はこの医師が担当した患者などについて、今後、検査を行うことにしています。
宇都宮市などによりますと、新たに感染が確認されたのは、宇都宮市に住む30代の男性医師です。

この医師は先月27日と28日に、一緒に過ごした新潟市に住む母親が、新型コロナウイルスに感染していることが14日、わかったため、検査を行い感染が確認されたということです。

先月30日以降、38度台の発熱がありましたが、熱が下がったあと、県内外の4つの医療機関で勤務していました。

このうち、いずれも宇都宮市にある宇都宮中央病院では、今月7日と14日に、済生会宇都宮病院では今月8日と9日、13日に勤務していました。

宇都宮市は担当していた患者や同僚、合わせて26人に対して検査を行うことにしています。

また、宇都宮市では、そのほかの2つの病院がある自治体と連絡を取り合っていると言うことです。

これで栃木県内で感染が確認された人は合わせて38人になりました。