広島 集団感染の障害者施設 新たに18人の感染確認 新型コロナ

広島 集団感染の障害者施設 新たに18人の感染確認 新型コロナ
広島市は、市内で新たに18人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。いずれも、14日22人の集団感染が明らかになった知的障害者の入所施設の入所者と職員で、これで広島県内での感染の確認は108人となりました。
新たに感染が確認されたのは、広島市佐伯区にある知的障害者の入所施設「見真学園」の入所者11人と職員7人の合わせて18人です。

この施設をめぐっては13日、入所者と職員、合わせて22人が新型コロナウイルスに感染していることが明らかになりました。

広島市は「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生したとして、ほかの入所者や職員、およそ90人のウイルス検査を進めていて、その結果、これまでに新たに18人の感染が確認されたということです。

これで、この施設をめぐって感染が分かったのは40人となりました。

広島市は、15日午後記者会見を開いて、感染の確認までの経緯や患者の病状など、詳細を説明することにしています。

また、広島県内での感染の確認は108人となり、100人を上回りました。