初の感染確認 沖縄 石垣島 港の離島ターミナルで水際対策

初の感染確認 沖縄 石垣島 港の離島ターミナルで水際対策
13日、沖縄県の石垣島で、沖縄本島以外では初めて新型コロナウイルスの感染が確認されたことを受け、石垣島にあるほかの離島との間を結ぶ港では、乗客の体温を測定するなど水際対策が強化されています。
沖縄県の石垣島では13日、沖縄本島以外で初めて新型コロナウイルスの感染者が2人確認されました。

これを受けて、石垣島に近い複数の離島からなる竹富町は、水際対策を強化するため石垣港の離島ターミナルで乗客の体温を測定する取り組みを始めました。

石垣島から竹富町の島々へ行くには船で移動するしかなく、ターミナルでは町から協力の要請を受けた船会社の社員たちが非接触型の体温計で販売カウンター越しに体温を確認していました。

竹富町は37度5分以上の発熱が確認された場合、乗船の自粛を促すことにしています。

竹富島を仕事で訪れる工事業者の男性は「感染リスクを避ける意味ではいい取り組みで、島の人たちの安心につながる」と話していました。

竹富町健康づくり課の上野エミ課長は「今回の感染確認に町民は不安を感じている。感染者が出ないよう関係機関と連携して対策に取り組んでいきたい」と話していました。