緊急事態宣言から1週間 客が増え対応苦慮するスーパーも

緊急事態宣言から1週間 客が増え対応苦慮するスーパーも
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「緊急事態宣言」が出されてから14日で1週間です。スーパーでは学校が休校になっていることなどから、ふだんよりも買い物客が増え感染防止の対策など対応に苦慮しています。
さいたま市南区にあるコープみらいの店舗では政府の緊急事態宣言を受けて、13日から閉店時間を2時間早めたほか、客や従業員の感染防止対策を強化しています。

具体的には、レジに並ぶ客の距離が近くなりすぎないよう、足元に1.5メートル間隔の目印をつけたほか、感染を防ぐためレジと客との間に透明の仕切りを設けました。

ただ、この店では休校の影響で即席めんや冷凍食品などを買い求める客が連日訪れ、客の数と売上はともに例年より2割程度増えていて、いかに感染を防止するか対応に苦慮しています。

さらに、政府は緊急事態宣言の対象地域で出勤者を7割減らすよう求めていますが、客が増え、従業員はフル回転の状態になっていることから難しい対応を迫られています。

コープ南浦和店の吉野誠剛店長は「ギリギリの数の従業員で対応しているため、出勤者を減らすのは難しい。食を支えるインフラとしてこの状況を乗り切れるよう当面頑張りたい」と話しています。