使用済みマスク 捨て方に注意 都内自治体が適切処理呼びかけ

使用済みマスク 捨て方に注意 都内自治体が適切処理呼びかけ
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東京都内の自治体では、家庭ごみの収集に当たる作業員などへの新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、使用済みのマスクやティッシュを捨てる際は、ごみ袋の口をしっかり縛るなど適切に処理するよう呼びかけています。
このうち杉並区では、使用済みのマスクは、可燃ゴミとして収集していますが、リサイクルする雑誌や衣類に混ぜられているなど分別しなければならない例が出ていて、作業員から不安の声があがっているということです。

家庭でのマスクの捨て方については、先月、環境省が注意を呼びかけていて、墨田区や目黒区など、東京都内の多くの自治体が各家庭に使用済みのマスクやティッシュをごみに出す時に適切に処理するよう呼びかけています。

具体的には、まず、ごみ箱は袋をかぶせて使い、使用済みのマスクやティッシュがごみ袋の外に出ないよう、中身がいっぱいになる前に口をしっかり縛ってほしいとしています。

もし、袋が破れたりマスクなどが袋の外側に触れたりした時は、ごみ袋を二重にしてほしいということです。

また、ごみを捨てたあとは、せっけんを使って流水でよく手を洗うよう呼びかけています。こうした内容は環境省のホームページに掲載されています。