「オンライン飲み会」若者に広がる 夜間外出自粛で 山形

「オンライン飲み会」若者に広がる 夜間外出自粛で 山形
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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、夜間の外出を自粛する動きが進む中、山形県の若者の間で、インターネットを利用したいわゆる「オンライン飲み会」が広がっています。
山形県では、先月末から新型コロナウイルスに感染する人が相次いで確認され、吉村知事は特に若者に対して、夜間の外出を控えるよう呼びかけています。

こうした中、自宅にいながらインターネットのテレビ会議システムを利用して開くいわゆる「オンライン飲み会」が若者の間で広がり、13日夜も庄内地方や仙台市に住む20代の男性6人が参加しました。

参加者たちは、地元の飲食店で買ってきた弁当やビールなどを用意して自宅のパソコンの前に座ると、それぞれ、最近の仕事ぶりを説明したり子育ての苦労話を打ち明けたりしていました。

複数の人が同時に会話できるため、参加者が一斉に笑い合う場面も多く、飲食店での飲み会と同様の盛り上がりを見せていました。

主催した山形県鶴岡市の会社員、田中草太さん(26)は「外出を自粛するようになってオンライン飲み会を開く回数がだいぶ増えました。飲み会は近くの人と開くという常識が崩れて、概念が変わったなと感じます。互いの距離を気にせずに開催できるのも地方にいる者としてはありがたいです」と話していました。