福岡市は14日、新型コロナウイルスへの感染が確認され、治療を受けていた福岡市と糸島市のいずれも80代の女性２人が死亡したと発表しました。福岡県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は４人になりました。

福岡市によりますと、糸島市の80代の女性は、「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生した福岡市早良区の「福岡記念病院」の入院患者で、先月26日から発熱と肺炎の症状があったということです。

今月３日に20代の男性看護師の感染が確認されたことから、翌４日に検査した結果、感染が確認されました。当初、症状は軽かったということですが、その後、悪化し、14日、死亡が確認されました。

また、福岡市中央区の住宅型有料老人ホームに入所していた80代の女性は、今月８日に転倒して病院に入院しましたが、前日から発熱の症状があったということで、検査の結果、感染が確認されました。女性は発熱と肺炎の症状があり、治療を受けていましたが、14日、死亡が確認されました。

福岡県内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は４人になりました。