自衛隊 中東派遣部隊 交代のめどたたず 新型コロナで入国制限

自衛隊 中東派遣部隊 交代のめどたたず 新型コロナで入国制限
中東地域に派遣されている海上自衛隊の哨戒機の部隊について、新型コロナウイルスによる入国制限で、計画どおりに現地に交代要員を派遣できなくなっていることが防衛省関係者への取材で分かり、自衛隊の海外派遣にも感染拡大の影響が広がっています。
海上自衛隊のP3C哨戒機の部隊は、アフリカ東部のジブチを拠点に、ソマリア沖のアデン湾で海賊対策にあたっていて、ことしから日本に関係する船の安全確保に必要な情報収集も任務に加わりました。

哨戒機の部隊はおよそ3か月ごとに交代していて、防衛省関係者によりますと、当初の計画では1月から任務にあたっている部隊の交代要員が13日、日本を出発する予定でした。

しかし新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ジブチ政府が海外からの入国を厳しく制限していることから、13日は交代要員の出発を見合わせたということです。

交代要員をいつ派遣できるかはめどが立っていないということで、防衛省は任務の中断を避けるため、現在の部隊の派遣期間を延長することを検討しているということです。

一方、現地に派遣している哨戒機は安全上の規定で日本で定期的な整備をする必要があるため、今後、機体を入れ替える方向でジブチ政府などと調整を進めるということです。