香川 新たに11人感染確認 保育所で「クラスター」新型コロナ

香川 新たに11人感染確認 保育所で「クラスター」新型コロナ
香川県と高松市は13日、高松市の保育所に勤める保育士8人を含む11人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。この保育所での感染確認は11人となり、県と市は県内で初めて「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生したとして子どもの検査を急ぐことにしています。
香川県と高松市によりますと、香川県内では13日、新たに11人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

このうち8人は、高松市鬼無町の「鬼無保育所」に勤務する20代から60代の女性保育士でこの保育所では12日、3人の保育士の感染が確認されています。ほかの職員は、陰性だったということですが、香川県と高松市は県内で初めて「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生したとして、この保育所に通う147人の子どもたちを自宅待機させて健康観察を続けるとともに、希望する全員の検査を急ぐことにしています。

このほか、13日は3人の感染が確認され、このうちの2人は、いずれも高松市に住む80代の男性と70代の女性で、今月10日に感染が確認された男性とともに法事に出席していたということです。

残る1人は、高松市に住む80代の女性で、感染経路は分かっていないということです。

これで香川県内で感染が確認されたのは19人となりました。