衆議院の男性職員 感染確認 国会職員で初めて 新型コロナ

衆議院の男性職員 感染確認 国会職員で初めて 新型コロナ
衆議院は、50代の男性職員が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。国会の職員で感染が確認されたのは、初めてです。
衆議院事務局によりますと、感染が確認されたのは管理部に所属する50代の男性職員で、今月10日から入院し、ウイルス検査の結果、13日感染が確認されました。国会の職員で感染が確認されたのは初めてです。

関係者によりますと、この職員は衆議院議院運営委員会の野党側の理事で国民民主党の牧義夫氏の専属の運転手を務めているということです。

牧氏の事務所によりますと、牧氏本人に症状はないものの、念のため名古屋市内の自宅で待機していてこの職員が運転する車に最後に乗った今月3日から2週間後となる今週17日まで国会への登院は控えるということです。

自民 二階幹事長「議員は乗車中もマスク着用を」

自民党の二階幹事長は記者会見で、「議員用の車は、アルコール消毒されているが、議員は念のため乗車中もマスクの着用をお願いしたい。可能であれば、自家用車を使用するなど、感染拡大防止に細心の注意を払うよう協力してもらいたい」と述べました。