福岡 集団感染の施設 入所の80代男性死亡 新型コロナ

福岡 集団感染の施設 入所の80代男性死亡 新型コロナ
福岡市は、今月2日に新型コロナウイルスへの感染が確認され、治療を受けていた市内の80代の男性が死亡したと発表しました。
それによりますと、亡くなった80代の男性は「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生した福岡市博多区の介護老人保健施設「楽陽園」の入所者で、先月27日に発熱の症状があり、今月1日に感染症指定医療機関に入院しました。翌2日に検査で感染が確認され、治療を受けていましたが、7日に呼吸状態が悪化し、13日朝死亡が確認されました。福岡県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人が死亡したのは2人目です。

また福岡市内では13日新たに4人の感染が確認され、このうちの60代の男性は、13日死亡した80代の男性と同じ「楽陽園」の入所者で、この施設で感染が確認された人は入所者と職員の合わせて19人になりました。

福岡市によりますと、13日感染が確認された4人は、いずれも症状は軽いということです。