国会出席議員削減へ開催委員会絞り込み 自民と立民が合意

国会出席議員削減へ開催委員会絞り込み 自民と立民が合意
新型コロナウイルスの感染拡大を収束させるため、政府が、人との接触機会の8割削減を目指していることを受け、衆議院でも、登院する議員を最低7割、極力8割削減しようと、いちにちに開催する委員会の数を絞り込むことになりました。
自民党の森山国会対策委員長と立憲民主党の安住国会対策委員長は、13日午後、国会内で断続的に会談しました。

そして、衆議院でも登院する議員を最低7割、極力8割削減しようと、いちにちに開催する委員会を絞り込むことで合意しました。

委員会では、密集を避けるため、出席する議員は、各会派で調整することになっていて、仮に開催する委員会を4つに絞り込み、定足数を満たす議員のみ出席した場合、80人前後と、全衆議院議員の2割以下におさえられるということです。

森山氏は、記者団に対し、「国会も7割や8割の削減を守れるようやりたい。まだ会期もあるので、提出された法案は最後まで努力し、補正予算案は、来週、スピーディーに審議したい」と述べました。

また安住氏は、「国民に制限をお願いしている以上、国会としても、不要不急の立場から、ある程度の法案の質疑を見送るのは妥当だ」と述べました。